【フィッシャー (FISCHER)2022-2023モデルスキー板】フィッシャー2022-2023年モデルスキー板より基礎スキー向け、オールラウンドモデルを紹介

フィッシャー(FISCHER)2022-2023モデル

基礎スキー向けとしてはRC4シリーズとTHE CURVシリーズがラインナップ。RC4 WORLDCUP SC/RCは競技用モデルの設計をベースにしたモデルで、技術戦や検定を目指すスキーヤーが対象。RC4 WORLD CUP CTはパラレルスラローム向けの競技用であるが、そのサイドカーブと構造から基礎向けのミドル、ロングターン向けとしても使用できる。THE CURVシリーズはレーシング、フリースキー、基礎の特性を兼ね備えたハイパフォーマンスオールラウンドモデルの位置づけ。

RC4 シリーズ

RC4 WORLDCUP CT M/O-PLATE ( RC4 CT)

RC4CT_2023
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
165 113-65-98 14.5
170 113-65-98 15.0
175 113-65-98 15.5
180 113-65-98 16.0

レーシング

エキスパート

価格(税込):¥192,500(RC4 Z14FREEFREX ST+M/Oプレート)

RC4 CTはパラレルスラローム用に開発された競技用モデル。CT名称の由来はワールドカップのシティ・レース。サイドカーブは、スラロームほど小回りではないが、GSほど大回りでもない中間的なカットとなっており、基礎スキーの大回り、中回り向け機種として活用することが出来る。GSスキーゆずりの高い安定性を持っていながらも、通常のGSスキーより容易にカービングターンを始動することが出来る機種。システムビンディングにはM/Oプレートが採用されている。

RC4 WORLDCUP SC PRO M/O-PLATE (RC4 WC SC PRO MOプレート)

RACETIGER_SL
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
155 117-66-102 12.0
160 118-66-103 12.5
165 119-66-104 13.0

基礎・検定

エキスパート

価格(税込):¥169,400(RC4 Z13GW+M/Oプレートセット)

RC4 WORLDCUP SC PRO M/O-PLATEは競技用スラローム板をベースにオールラウンド、基礎向けに設計されている小回り向けモデル。純競技向けはMプレートが装着されているが、当機種はM/Oプレートが装着されている。ニューシェイプドTIが採用されているが、これはチタニウムのシートが必要な箇所に必要な幅と厚みでレイアウトされているもの。これにより理想的なトーション(ねじれ強度)とフレックス(柔軟性)のバランスが実現されている。ニューシェイプドTIとM/Oプレートの特性がマッチすることで、ターンの導入から仕上げまでをスムーズに綺麗なターン弧を描くことが出来る印象(前のターンが次のターンを作り出してくれるフィーリング)。四角いトップ形状もエッジの有効長を長くしており、それもターン始動性を高めていることを感じられる。更に、ずらし易いことも当機種の魅力で、コブ斜面にもチャレンジしやすい。

RC4 WORLDCUP SC M-TRACK (RC4 WC SC Mトラック)

RACETIGER_SL
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
155 117-66-102 12.0
160 118-66-103 12.5
165 119-66-104 13.0

基礎・検定

上級

価格(税込):¥149,600(RSX12GW+M-TRACKセット)

RC4 WORLDCUP SC M-TRACKは基礎小回り向けのスキー板に位置づけられる。上位機種と同様のスペックの板に、より扱いやすいシステムビンディングM-TRACKが装着されているモデル。M-TRACKはプレートがよりソフトであり板のたわみが出し易く設計されておりターン弧の調整がより容易になる。特徴的な四角のトップ形状がより早いターン始動を実現してくれる。強い力をかけなくても、ある程度オートマティックなカービングショートターンを実現することが出来る印象。プレート自体が軽量設計でもあり上位機種に比べて軽い点も操作性を高めてくれる。

 

THE CURV (ザ・カーヴ)シリーズ

 THE CURV

DEACON72
      
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
164 118-70-101 -
171-
17816.5

オールマウンテン

エキスパート

価格(税込):¥183,700(RC4 Z13GW+M/Oプレートセット)

ミハエル・フォン・グリュニゲンを中心とするレジェンドスキーヤー達が開発に携わったオールラウンドモデル。コンセプトしてはレーシングスキーの様な乗り味でありながらも、一日中リラックスして滑ることが出来るというもの。そしてターン弧もロングターンからショートターンまで楽しめるというもの。2021‐2022シーズンにフルリニューアルし、高い滑走性と安定性を更に進化させながらも、軽量化と操作性が大きく向上している。スキーヤーのインプレッションとしては「従来モデルよりスイートスポットが広くなった」、「様々なターン弧を描ける」、「スキー場でいろいろなシチュエーションで楽しめる」等の声が多い。