【ロシニョール (ROSSIGNOL)2022-2023モデルスキー板】ロシニョールの2022-2023年モデルスキー板より基礎スキー向け、オールラウンドモデルを紹介

ロシニョール(ROSSIGNOL)2022-2023モデル

フランスに拠点を置く世界的に有名なブランド。レーシングスキーからパウダーモデルまで幅広いラインナップを持っている。基礎スキー向けとしては日本限定販売モデルのSUPER VIRAGEシリーズの人気が高い。そのSUPER VIRAGEは2022-023よりフルモデルチェンジした。トップモデルのⅦ(セブン)にはLTD、TECH、OVERSIZEの3機種を展開している。

SUPER VIRAGE (スーパーヴィラージュ)シリーズ

SUPER VIRAGE Ⅶ LTD ( スーパーヴィラージュセブンリミテッド)

virage
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
161 123-68-104 12.0
166 13.0
171 14.0

基礎・技術戦・プライズ

エキスパート

価格(税込):¥170,500(SPX12 ROCKERRACE GWセット)

ロシニョールの基礎、デモモデルのトップ機種。SUER VIRAGE Ⅶ LTD(スーパーヴィラージュセブンリミテッド)はSUER VIRAGE Ⅶ TECHにR22レーシングプレートが装着されている。2022-2023季よりスキー板自体がフルモデルチェンジとなった。芯材はポプラとビーチのハイブリッドとなり板のしなやかさと軽量化を実現している。昨季モデルに対してトップも1mm広げられ、雪面に吸い付くようなターン始動を実現している。他ブランドのレーシングプレートが装着されたトップモデルは扱いが難しい板が多い中、このスキー板に関してはたわみが作り出しやすく、オートマティックにショートターンを楽しむことが出来る。エッジグリップや板の走りも良く、ダイナミックなスキー演技を支えてくれる板であり、プライズテストを目指すスキーヤーに適した機種と言える。

SUPER VIRAGE Ⅶ TECH ( スーパーヴィラージュセブンテック)

virage
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
161 123-68-104 12.0
166 13.0
171 14.0

基礎・検定

上級

価格(税込):¥160,600(NX12 KONECT GWセット)

SUER VIRAGE Ⅶ TECHは上位モデルであるSUER VIRAGE Ⅶ LTDと板自体は同じだが、セパレートタイプのプレートが装着されることにより、より柔らかなフレックスと、軽量化が実現されている。スキー板のたわみみも出し易いため、小回りから大回りまでターン弧の調整もし易い。板からのレスポンスが強すぎになることも少なく、一定のエッジグリップを保ったまま、スムーズなターンを自然に繰り返すことができる印象を持つ板。1級を目指すスキーヤーにおすすめという声が多い。SUPER VILLAGE Ⅶには全機種LCTテクノロジーが搭載されている。これは一本のスキー板の中であっても左右を分けて構成させることにより、スキー板のトーション(ねじれ)をよりしなやかなものにさせるというもの。これにより素早いグリップ操作とスムーズな切り替え操作を実現している。

HERO ELITE  ST (ヒーローエリートST)

virage
サイズ(cm) サイドカット(mm) 回転半径(m)
161 123-68-104 12.0
166 13.0
171 14.0

レーシング・ALL

上級

価格(税込):¥151,800(NX12 KONECT GWセット)

HERO ELITEシリーズはレーシングスキーをベースに扱いやすさと軽量性に重点を置かれ設計されたモデル。レーシング入門機、一般スキーヤー向けのオンピステモデルの位置づけ。同シリーズにはST(ショートターン)とMT(マルチターン)がラインナップされている。HEROELITE ST(ヒーローエリートST)は文字通りショートターンモデル。STは補強材にメタルが使用されており、ショートターンの瞬発的な運動に対しても、安定した滑りを支えている。2021-2022モデルは、ビンディングのトウピースとヒールピースを透明プレートでジョイントされていたが、2022-2023モデルからは透明プレートが外され、完全なセパレートタイプビンディングに変更さた。これにより更に板のしなやかさとたわみ易さを実現している。スーパーヴィラージュと同じく素早いグリップ操作と切り替え操作をサポートするLCTテクノロジーも採用されている。軽量で扱い易いスキー板であり、ステップアップを目指す中上級者に適したモデルと言える。